新緑が芽吹き、湖を渡る風もさわやかな初夏の山中湖に、全国各地から13,500人を超える選手の皆様をお迎えし、ここに第30回スポニチ山中湖ロードレース大会が開催されますことに誠に喜ばしく、心より感謝申し上げます。 1981年（昭和56年）に約250名の参加者でスタートした本大会も、その後年々参加者も増え続け第11回大会からは10，000人を超えるまでになりました。これも偏に全国から参加していただいております参加者をはじめ多くの関係機関・関係団体、そしてボランティアの皆様に支えられ本年30回大会を迎えられることになりました。今や名実ともに日本を代表するロードレースのひとつとなりましたことを誇りとし、今後とも選手の皆様のみならず関係する多くの方々に愛される大会とするべく努力する所存であります。今大会は記念大会として特別記念品や温泉などの特別優待券の提供や選手の皆様をおもてなしの心でお迎えできるランナースビレッジ（イベント広場）の設置などを企画しております。
ご参加いただく選手の皆様には、日頃鍛えられた健脚を遺憾なく発揮され、若葉とズミの花香る大自然の中、心地よいそよ風を切って、見事に完走されますとともに競技を通して友情の輪を広げ、いつまでも心に残る大会となりますことを願っております。 終わりに、本大会の運営にあたり、多大なるご尽力をいただきました関係者の皆様に心より感謝を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。